マンション ペット禁止 隠れて飼った場合

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ペット禁止のマンションがあった時に、ペットは家族の一員なのでペットと一緒に暮らしたいと思う方もいると思います。そこで、もし隠れて飼って、発覚した場合どんなリスクを負うことになるのかを紹介します。

ペットが禁止になる理由

① 鳴き声が迷惑
② 共用スペースが汚れたら嫌
③ 動物が苦手の人もいるため

よって、管理規約で、ペット飼育の禁止や、制限を設けているマンションがほとんどです。
また、たとえおとなしいペットであっても管理規約によりペット禁止です。

隠れて飼った場合

マンションの居住者が円滑な生活と、財産を守る目的で制定された、区分所有法(正式名称は「建物の区分所有等に関する法律」)のなかに「共同の利益に反する行為停止の請求」、「使用中止の請求」、「区分所有権の競売の請求」が書かれてます。
つまり、管理組合は、規約に違反しているペットを飼う行為をやめるよう請求でき、それでもやめなかったら、住戸の使用を止める請求を行うことができます。もし、それを拒否すれば、競売請求も認められています。
よって、隠れて飼うとしたら、区分所有者の義務違反に問われ、大きな代償を払わなければならないかもしれません。
ただ、今住んでいるマンションがペット禁止の場合、管理組合に条件つきで認めるよう、規約の変更を提案するという解決法があります。そして総会で可決されれば、規約違反に問われることがなくなります。

ペット禁止に関する調査

国土交通省の平成30年度マンション総合調査が対象となります。

① 犬、猫等ペット飼育ルール
禁止している 47.4%
種類・サイズ・共用部分での通行形態等を限定し、認めている 42.5%
全面的に認めている 2.9%
規則はない 5.0%

② 築年数が古いマンションの方が、マンション規約でペットの飼育を禁止している所が多いです。1999年までに建てられたマンションでは、過半数がペットの飼育禁止です。
しかし、2015年以降に建設されたマンションで、「禁止している」のは、全体の1.3%で「種類・サイズ・共用部分での通行形態等を限定し、認めている」が88.5%で「全面的に認めている」が5.1%です。

よって、ペットと一緒に暮らしたい方はマンションを選ぶ際に新しいマンションにした方が住める可能性が高いです。

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Posted by karz